めざすもの

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青森県には、縄文時代中期に一大都市として栄えた三内丸山をはじめ、亀ヶ岡遺跡、是川遺跡など考古学的に重要な遺跡が数多くあります。
ここから発掘された土器は、技術的、芸術的にも極めて高い評価がされるものでした。
更に、五所川原市には10世紀まで続く、日本最北の須恵器の産地として前田野目古窯群(写真1写真2)があります。
昭和43年の発掘により、北東北から北海道に至る広い範囲に須恵器を供給した一大産地のあったことが明らかになってきました。
しかし、その後青森県の焼物は、現代まで約千年に渡り産地としての活動を中断しました。
津軽金山焼は1985年、五所川原市金山地区に登り窯を作ったことにはじまります。
青森県には害虫被害のない広大な赤松の林と、手つかずのまま残された数多くの焼物に適した土があります。
豊かな感性とすぐれた技術をもっていた先人達に思いをはせ、自然のめぐみに感謝して、再びこの地に焼物産地を作っていきたいと考えております(粘土を掘る松宮亮二)