出版物

「土と炎とじょっぱりと」

joppari

聞き書き津軽金山焼の挑戦

この度、津軽金山焼の22年の歴史と、窯元・松宮亮二の焼きもの産地づくりに向かう 思いをまとめた本が完成しました! 津軽に生まれた新たな焼きものと、”じょっぱり”たちの奮闘ぶりを、お楽しみ下さい。

本のご注文承り中!!ご注文は金山焼まで

joppari001

定価:1,800円(A5版、200ページ)

 ※送料400円。 ※お支払いは銀行お振込み(ご入金確認後発送)です。 ※銀行振込先を電話かメールにてお伝えいたします。 ※振込手数料はお客様ご負担をお願いします。ご了承ください。※ねこぽすにて発送いたします。発送日より1週間ほどでポスト投函となりますがご了承くださいませ。


志ある人とともに(序にかえて)  松宮 亮二

1.看護師から窯元へ

  • 作業療法として始めた陶芸
  • 2,000円で作った”ろくろ”
  • 陶芸がもたらした変化
  • 釉薬を掛けない焼き締めへ
  • 備前で窯造りを盗む

2.須恵器との運命的な出会い

  • 現代にも匹敵する高度な技術
  • 須恵器窯の傾斜に秘密あり
  • 底と屋根の”定説”に疑問

3.津軽金山焼ができるまで

  • 作り方は5種類
  • 粘土採取と精製方法
  • 粘土200トン、ため池からトラックで
  • 粘土精製装置も薪割り機も自家製
  • 金山の土はおもしろい
  • 産地の技を考える――金山と益子の場合

4.薪窯の魅力

  • 窯は「使い捨て」の道具
  • 1つの窯は150回焚く
  • 燃えきりが いい赤松
  • 窯の温度を左右する空気
  • 煙突で排気を調節する
  • 3種の熱で焼く
  • 炭を入れて仕上げる
  • 冷め割れを防ぐには
  • 7種8基の窯
  • オルセン窯
  • バーリー・ボックス

5.会社と弟子を育てる

  • 「産地つくり」が目的に
  • 金山流 弟子育成システム
  • 弟子を育てる難しさ
  • 新アイテムを考える
  • 経費のムダは徹底して省く
  • 活用したいIT工房
  • 「ろくろ教室」の始まり
  • 「技」を支えるのは団魂世代?

6.産地としての「一歩」

  • テーブルウェア」として バブル景気とバブル崩壊後マーケットの声を聞く「焼き締めだから」できることを
  • 金山焼を津軽塗 コラボ商品誕生秘話 互いの どこを生かすか 職人は「作ってナンボ」 都会に通用する「ジャイゴ」

7.薪窯大会で世界とつながる

  • シャロンが教えてくれたこと
  • 「世界薪窯大会」のはじまり
  • 2回目大会以降は接待なし
  • 薪窯を造ってみる
  • 目指せ「世界薪ぐれ運動」
  • 世界の陶芸家にとっての「金山」 同じ釜の飯で深まる関係  中鉢 徹 違う土、窯だから挑戦できること  リー・ミドルマン エキサイティング、どこにもない場所  ジョン・ベーモア 新しいものに たどりつくために  マロ・ケラスオッティ

8.ワの話

  • やるべきか、やらざるべきか
  • 趙先生のこと
  • 茶碗
  • 夢見ていた「60歳定年」
  • 意識して歴史をつくる

あとがき  小畑 智恵 年表


津軽金山焼の魅力をぎっしり詰めました!

あおもり草子 縄文土器そして須恵器 いま産地「津軽金山焼」

発売になりました!!

soshi01 「あおもり草子」は、昭和54年の創刊以来、青森の風土・歴史・生活・人物を、青森に暮らす人の視点に立ってその姿を伝えてきた雑誌です。 その通巻174号として、津軽金山焼が特集されました。 題して【縄文土器そして須恵器 いま産地「津軽金山焼」】

定価600円(A4版、48ページ)

23ページにわたって津軽金山焼の全容が紹介されています。


特集目次

soshi02

  1. 最北の窯跡~須恵器のふるさと  岡田康博
  2. 炎が生む「津軽金山焼」新たな産地へ  小畑智恵
  3. ザマヲミル。ザマヲオドル。  福士正一
  4. 津軽金山焼窯元  松宮亮二 やるとなったら、とことんまで 焼き物一筋「ムガイッパナシ」の男  小畑智恵
  5. 津軽金山焼に魅せられて 和食創作料理 久良 奥津軽そば処 梵珠庵 アイ・リッシュホーム
  6. 津軽金山焼スタッフインタビュー
  7. 須恵器&金山焼メモ

  • 青森県内の各書店でも扱っていますが、窯場でも購入できます。
  • 発送ご希望の方は、ご連絡下さい。送料負担で発送させていただきます。
  • お代金は、着荷後に郵便振替でお振込み下さい。その際、振込手数料はご負担下さいますようお願いいたします。