津軽金山焼窯場内には6種類7基の窯があります。
そのうちの1つ2009年11月築窯以来11年間にわたって数多くの作品を生み出して来た6連窯登り窯が任務を終え、9月7日に取り壊し、新たに特徴ある2種類の窯を作ります。
今とりかかっているのは『須恵器窯』です。
『須恵器窯』
ここ五所川原は、日本最北の須恵器窯跡地として国の史跡指定を受けておりますがその詳細は分からず、その後1000年間途絶えたままです。高度な技術を持っていたと思われる須恵器窯の歴史を再び動かそうと金山焼では今までに5基の須恵器を築窯してきました。その経験をもとに、須恵器を現代の生活に役立つ器として黒色陶器の生産できる地下式の窯を作ります。
【9月8日】
6連窯。この窯を壊していきます。
6連窯に感謝をして
解体開始
レンガは外の一角に集められます。
その数およそ2万丁!!
窯解体後はこの通りです。
きれいにまっさらになりました
【9月8日】
基礎工事!
【9月9日】
土台作りです
【9月10日】窯の下部の土台作り
窯元が指揮をして、入り口から作っていきます
【9月11日】入り口部分のレンガを積む作業です
入り口は緩やかなカーブをつけていきます。
レンガ積みの主力メンバーは工房の野呂とアル(フィリピンからの研修生)秋元が行っています。
【9月12日】入り口レンガ部分が良い高さまできました!
【9月13日】
【9月17日】
完成しました!!!